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ネイチャーポジティブ宣言を発表しました

綾町は、2月11日に開催された「綾町公民館・社会福祉・青少年健全育成町民大会」においてネイチャーポジティブ宣言を行いました。

綾町は長年、「自然と共生するまちづくり」に取り組み、ユネスコエコパークにも登録されています。ネイチャーポジティブの実現に向けてさらなる意欲を表明しようと宣言したものです。

詳細はこちらの資料をご覧ください。綾町ネイチャーポジティブ宣言 [PDFファイル/66KB]

 

ネイチャーポジティブとは

 ネイチャーポジティブ

 「ネイチャーポジティブ(自然再興)」とは、自然や生物多様性の損失に歯止めをかけ、環境にとってポジティブ(プラスの状態)にしていくという意味で、令和4年12月に開催されたCOP15(国連生物多様性条約第15回締結国会議)において「2030年までに生物多様性の損失を食い止め、反転させ、回復軌道に乗せる」というネイチャーポジティブの方向性が示されました。

 なぜこのような目標が掲げられたかというと、私たちの生活は空気、水、食料、燃料など、森や川、海の恵みによって支えられているにもかかわらず、生産活動によって水質汚濁などの環境破壊を発生させたり、製品の原材料となる資源を採掘することで野生生物の生息地を奪ったりし、生物多様性が持っている自然の回復力を大きく上回る規模で資源を消費しているからです。

 このままでは、数十年の間に約100万種の動植物が絶滅に直面するという指摘もあり、生物多様性の損失を食い止める取り組みが急がれています。

多様な主体が連携してネイチャーポジティブ実現を目指そう

 ネイチャーポジティブの実現には、生物多様性保全に加え、気候変動や資源循環など様々な分野の取り組みを、産学官民の多様な主体が連携・協力して行っていかなければなりません。国内でも、企業や団体、自治体などで動きが加速しています。

 「自然との共生」を目指すまちづくりの先進地である綾町の住民は、一人ひとりが生活の中で、自然環境を守り生かすことを強く意識して行動していくことで、ネイチャーポジティブの実現を目指していきましょう。

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