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綾町森林整備計画

綾町森林整備計画の策定について

 綾町森林整備計画は、将来にわたり、森林の持つ多面的機能を高度に発揮し、森林資源の有効活用を促進させるため、綾町のあるべき森林の姿を明らかにし、その実現に必要となる施業方法を具体的に示した森林づくりの指針です。
 また、綾町内にある森林のうち、地域森林計画の対象となる森林を整備するうえで基本となる計画で、かつ森林所有者等が立てる森林経営計画の認定基準となるものです。

計画の趣旨

 森林は、国土の保全や、水源のかん養、自然環境や生物多様性の保全、木材等の供給などの多面的な機能を有しており、町民生活や地域の経済活動と深く結びつく大切な資源であり、代々引き継がれてきた社会資本です。
 森林は適切かつ持続的な整備により維持・再生することが可能な資源であり、無秩序で無計画な伐採や開発、再造林未済地の発生が度重なれば、森林が再生されるまでの間、森林の有する多面的機能の発揮に支障が生じ、町民生活や経済活動への計り知れない影響が心配されます。
 このことを踏まえ、森林法に基づく森林計画制度では、国、都道府県、市町村、森林所有者等は、それぞれの立場・階層で、長期的視点に立った森林の整備及び保全の目標や基本的事項を定めた森林計画を策定するとともに、同計画に沿った森林の整備及び保全に努めることとしています。

計画の位置づけ

 本計画は、宮崎県が策定する大淀川地域森林計画に適合する形で、森林法第10条の5に基づき、本町内の民有林を対象に、森林・林業に関する長期的・総合的な政策の方向、目標を定めるとともに、森林整備を推進するための基本的考えやこれを踏まえたゾーニング、森林施業の標準的な方法、路網整備の方向性等について、第8次綾町総合長期計画、綾町生物多様性地域戦略等の各種計画等との整合性を図りつつ、かつ、綾川流域照葉樹林帯保護・復元計画(以下、「綾の照葉樹林プロジェクト」という)や綾ユネスコエコパークの理念とも調和を図りながら、「森林づくり構想(マスタープラン)」として示すものです。
 また、本計画は森林所有者等への伐採、造林等の森林施業の指針(ガイドライン)を示すもので、森林所有者等が自ら経営する森林について作成する森林経営計画の認定基準ともなります。このように、本計画は町民等の理解と協力を得ながら宮崎県や森林・林業関係者と一体となって関連施策を講じ、本町内の森林を適切に整備及び保全していくことを目的に策定するものです。

計画期間

 本計画は、大淀川地域森林計画の計画期間に合わせて、5年ごとに10年を一期として策定する森林計画です。
 今計画期間:令和5年(2023年)4月1日から令和15年(2033年)3月31日

最新計画PDF

 1.綾町森林整備計画書(変更 令和6年4月1日) [PDFファイル]
 2.綾町森林整備計画書 参考資料 [PDFファイル]
 3.天然更新完了基準[PDFファイル]
 4.綾町森林整備計画ゾーニング図

 

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