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“まち” を “にわ” に ~ 自然とともに生きるまちの都市緑化
『まちにわ』プロジェクトに取り組んでいます
『まちにわ』プロジェクトって?
「自然と共に生きる」というまちづくり理念のもと、地域住民と行政が一緒になって、生物多様性や環境保全、持続可能性について考えながら未来の綾町を創っていきます。
雛山づくりに挑戦中
綾町の伝統文化「雛山」。女児の初節句を祝うため、流木やコケ、花木などを使って屋内に奥山の風景を再現し、ひな人形を飾ったのが「雛山」の始まりです。
この伝統文化を受け継ごうと、綾小学校6年生が自分たちで整備した町中心部の芝生広場「いやしば」での雛山づくりに取り組んでいます。シルバー人材センター会員さんがボランティアで雛山の屋根や外枠をつくったり材料を準備したりしてくださいました。
2月14日の作業
- 雛山の土台に使うコンテナと土嚢を運び込む。
- スギの枝を切る。
- コケの手入れをする。
- コンテナと土嚢の上にスギの葉を置く。
- スギの葉の上に、丁寧にコケを敷いていく。
来週にかけて、雛山の背景にする手形パネルづくりや、雛山を飾る花の寄せ植え、手づくり雛人形の設置などを行います。2月21日(水曜日)に完成予定です。
雛山まつりにご来場の際は、ぜひ芝生広場「いやしば」にもお立ち寄りください!いやしばイベントも企画中です。
令和4年度
綾小学校の6年生とともに、綾町の生物多様性や中心部の快適で綾町らしい空間について考えました。グループワークでさまざまな意見を出し合った後、6年生は「環境に優しく快適な通学路」をテーマにそれぞれのアイデアをスケッチしました。
中心部の大通りに緑のトンネルがある絵、歩道の近くを水が流れ木製のベンチで人々が憩いの時間を過ごしている絵、街路樹の陰で大人も子どもも楽しそうに過ごしている絵などが集まり、11月の総合文化祭で展示しました。
令和5年度
綾小学校の6年生と令和4年度の取り組みを共有し、綾町の生物多様性や街並みの様子の変遷などを学んでいます。
令和5年度は、昨年度の6年生から出されたアイデアを実現するために、中心部にある町有地に芝生を植え、中心部に皆が楽しく過ごせる芝生広場をつくる取り組みを行います。
この取り組みに使用する芝生は、Jリーグチームも合宿で利用する町内の「錦原サッカー場」の天然芝で、メンテナンスの際にカットされた不要な部分を再利用するものです。ポット苗の作成と養生も6年生が行いました
日程 | 取り組み内容 |
---|---|
6月14日 | 綾町のまちづくり学習(綾小学校) |
6月16日 | ポット苗づくり(錦原サッカー場) |
6月16日~30日 | 芝の養生(綾小学校) |
6月30日 | 芝生植え込み(中心部の町有地) |
10月上旬 | 広場として開放 |
2月 | 雛山づくり |
未定 |
6年生が5年生に取り組みを紹介(綾小学校) ※次年度への引き継ぎ |
(総合政策課・建設課・エコパーク推進室・教育総務課・綾小学校の協働事業)
8月28日に「芝生開き」を行いました。
芝の植え込みから約2カ月経ち、空き地は緑が広がる一角に変身。2学期初日のこの日、綾小学校の6年生はハサミで芝のカット作業に汗を流しました。約2時間の作業で芝が美しく整い、広場の中央部分には「AYA」の文字が浮かび上がりました。
宮崎日日新聞の地方面でもカラー写真付きで紹介されました!
https://www.the-miyanichi.co.jp/chiiki/category_8/_73266.html<外部リンク>