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特殊詐欺にご注意ください
近年、特殊詐欺の手口が巧妙化しており、警察官や公的機関の職員を装った詐欺をはじめ、SNSを悪用した投資詐欺・ロマンス詐欺なども全国で発生しています。被害者は高齢者だけでなく、若い世代でも拡大しています。
国際電話詐欺
特殊詐欺の犯行には、+(国番号)から始まる国際電話番号が悪用されるケースが増えています。こうした電話を直接受けないための対策としては、国際電話の着信ブロック(利用休止申し込み)が有効です。固定電話の国際電話発信・着信は、無償で休止できます。携帯電話の場合は、キャリアの着信拒否サービスや電話着信規制アプリの利用がおすすめです。
◆固定電話の国際電話休止の手続き:国際電話不取扱受付センター<外部リンク>(Tel.0120-210-364)
ニセ警察詐欺
警察官を装った詐欺が増加しています。着信画面に警察の代表電話を偽造表示させ、警察官からの電話と信用させるといった手口です。まずは、一旦電話を切り、家族や友人に相談してから折り返しましょう。通話内容に不審な点があれば、最寄りの警察署・交番へ連絡してください。
SNSのビデオ通話を利用して、偽の警察手帳や逮捕状を見せる事例もあります。警察官が個人とSNSでやり取りすることはありません。
◆不審な場合:高岡警察署(Tel.0985-82-4110)にご相談ください。
インターネットのサポート詐欺
インターネットを利用しているときに突然、ウイルス感染の警告画面が表示され(警告音がなることも)、対応のためテクニカルサポートに連絡するように促すというパターンです。これは、サポート対応を行う名目で金銭を要求する詐欺です。
サポート詐欺を防ぐには、不審な警告画面は無視してパソコンを閉じること、警告画面に表示された電話番号に決して電話をかけないことが大切です。また、セキュリティ対策ソフトを使用することも有効です。
SNS型投資・ロマンス詐欺
令和6年の宮崎県内で起きたSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は約9億円にも上ります。
「必ず儲かる」という話は詐欺です。不審な勧誘や連絡があった場合は、家族に相談し警察に通報しましょう。
SNS型投資・ロマンス詐欺の手口
- 「生活に困っている」「会いに行くための費用がない」などと伝えて金銭をだまし取る
- 信頼や恋愛感情を抱かせ「二人の将来のため」などと言って投資話を持ち掛ける
- 「荷物を送るから関税を支払って」「資産を受け取ってほしい」と持ち掛け、税金や送金手数料などの名目で金銭をだまし取る
被害に遭わないために
- 投資に関する正しい知識を身につける
- 投資を名目に個人口座への入金を要求された場合は詐欺であると認識する
- SNSで著名人の広告が表示された場合は、詐欺広告かもしれないと疑う
- セキュリティ対策ソフトを使う
相談・通報先
#9110 または 宮崎県警高岡警察署(刑事生活安全課)Tel.0985-82-4110
- 警察庁「特殊詐欺対策ページ」https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/case/#sns-romance<外部リンク>
- 宮崎県警「特殊詐欺ページ」https://www.pref.miyazaki.lg.jp/police/tokushu/index.html<外部リンク>