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日本脳炎予防接種について

日本脳炎予防接種

日本脳炎について

日本脳炎ウイルスの感染によって起こります。人から人への感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖した後、そのブタを刺したコガタアカイエカ(水田等に発生する蚊の一種)などが人を刺すことによって感染します。日本脳炎ウイルスは西日本を中心として日本全体に分布しています。

突然の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になることがあります。

日本脳炎ウイルスに感染した人のうち100~1,000人に1人が脳炎等を発症します。脳炎のほか髄膜炎や夏かぜの症状で終わる人もいます。脳炎にかかった時の致命率は20~40%ですが、治った後に神経の後遺症を残す人が多くいます。

日本脳炎ワクチンについて

現在国内で使用されている乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンは、日本脳炎ウイルスをVero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)で増殖させて得られたウイルスを採取し、ホルマリンで不活化して製造されたワクチンです。

予防接種スケジュール

定期接種

  • 対象者

  第1期:生後6ヵ月以上90ヵ月未満

  第2期:9歳以上13歳未満

  • 接種回数・間隔

  第1期:初回接種は6日以上の間隔で2回。追加接種は初回接種終了後から6ヵ月以上の間隔をおいて1回。

  第2期:1回

  • 料金

  無料

特例

  • 対象者

  2007年4月1日までに生まれた20歳未満

  (日本脳炎ワクチンの積極的勧奨の差し控えにより接種を受ける機会を逃した者)

  • 接種回数

  4回のうち不足回数分

  • 料金 

  無料

副反応について

生後6カ月以上 90 カ月(7歳半)未満の小児で、以下の副反応が認められたとされています。主なものは発熱、せき、鼻水、注射部位の紅斑や腫れ、発疹などで、これらの副反応のほとんどは接種3日後までにみられています。なお、ごくまれにショック、アナフィラキシー症状、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳症、けいれん、急性血小板減少性紫斑病などの重大な副反応がみられることがあります。(「乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン 」の添付文書より)

また、厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会ではワクチン接種後の副反応報告について、定期的に審議しています。

外部リンク

厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou20/japanese_encephalitis.html<外部リンク>

 


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